人気ロックバンドX JAPANのYOSHIKIさんと、フランスの名門シャンパーニュメゾン・ポメリー社は、新たなシャンパーニュブランド「Y by YOSHIKI×CHAMPAGNE POMMERY」を設立し、共同で運営すると発表した。全世界に先駆け日本国内で「Y by YOSHIKI×CHAMPAGNE POMMERY Brut(ブリュット)」を9月1日に発売したものの、すでに完売している。
価格は750ミリリットルで1万8150円、ギフトボックス入りは2万2000円に設定した。
ブドウはシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエからなる伝統的なシャンパーニュのブレンドで、主にフランスのコート・デ・ブラン地区とモンターニュ・ド・ランス地区の厳選した村のブドウを使用している。フレッシュさとエレガントさを併せ持ち、繊細で豊潤な味わいに仕上げた。
2019年からYOSHIKIさんとポメリーは、新しいシャンパーニュについて何度も検討を重ね、試飲を繰り返したという。あくなき探求と醸造責任者の職人芸により、両者の追求するスタイルやクオリティー、味わいを完璧に表現するシャンパーニュを生み出した。
YOSHIKIさんは、ワインブランド「Y by YOSHIKI(ワイ・バイ・ヨシキ)」をプロデュースしている。YOSHIKIさんと米ナパ・ヴァレーのワイン造り手一族の4代目、ロブ・モンダヴィ Jr.さんとのコラボにより造られたワインは、これまでに5シリーズをリリースした。カリフォルニアワインとしては、日本でも有数の売り上げを誇るという。
ポメリー社は1836年にフランス・シャンパーニュの中心都市ランスに設立された。同社のマダム・ポメリーさんは、1874年当時は甘口が主流だったシャンパーニュにおいて、初めてブリュット(辛口)を考案したと言われている。現在でもマダム・ポメリーさんから引き継いだ意志や醸造責任者の感性と経験、技術によってポメリー社のスタイルは守られているという。
メルシャンの発表した統計によると、日本の総ワイン消費量は、平成の30年間で3倍以上に増加している。国内の愛飲者にどこまで受け入れられるか。
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