子どもにさせたい習い事ランキング 2位「プログラミング教室」、5年連続の圧倒的1位は?なってもらいたい職業、1位は「経営者」(2/2 ページ)

» 2023年01月17日 05時45分 公開
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6割以上が「金融教育」に関心。高校への授業導入が影響か

 小学校までの習い事を中学校以降の部活動でも継続してほしいと思うか聞いたところ、「はい」(270人)が約7割という結果に。

習い事 小学校までの習い事を中学校以降の部活動でも継続してほしいか

 23年に開始する部活の地域移行について賛成か聞いたところ、約9割が「はい」(342人)と回答。さらに、部活の地域移行について注目していることとして、1位が「指導者のレベル」(185人)、2位が「学校以外の友達との交流」(174人)、3位が「指導者の確保」(154人)という結果となった。

 専門性の高い人材から指導を受けられることや、学校以外にも人間関係を広げられる点で、親の期待値が高い一方で、指導人材の確保への懸念も感じていると考えられる。

習い事 部活の地域移行について賛成か
習い事 部活の地域移行について注目していること

 22年に特に関心が高かった教育関連ワードを尋ねてみると、「オンライン学習」(247人)が6割以上と最も多く、「金融教育」(212人)、「プログラミング教育」(143人)と続いた。

 一方で、23年に意識したい教育・学習については、「金融教育」(238人)が6割以上となり、「オンライン学習」(173人)を抜いて1位に。22年度から「金融教育」が高校で必修化されたことが、教育意識の変化につながったとうかがえる。

習い事 2022年に特に関心が高かった教育関連ワード
習い事 2023年に意識したい教育・学習について

 今後の教育・子育てトピックで関心のあるものについて聞いたところ、7割近くが「教育のメタバース活用」(262人)と回答した。メタバースはリアルと変わらないコミュニケーションなど、より汎用性の高いオンライン学習の実現が期待できることから、家庭学習を変えるテクノロジーとして親の注目度も高まっていることが分かった。

習い事 今後の教育・子育てトピックで関心のあるもの

 今回の調査は、子どもを持つ親395人を対象に実施した。調査期間は、22年12月3〜23日。

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