新シーズン開幕を前に、Jリーグが2月11日開催のプレシーズンマッチで、観客の収容制限の撤廃と声出し応援を全面解禁すると発表した。感染防止のため、コロナ禍では観客の収容人数や声出し応援を制限していた。
政府がイベント開催時の対処方針を変更したことに伴う措置。政府の旧方針では、声を出すイベントの場合、隣席との距離を空けたり、収容上限を50%としたりする制限が課されていた。
リーグ戦開幕前の2月11日に国立競技場(東京都新宿区)で開催する「FUJIFILM SUPER CUP 2023」で適用する。同試合では、前年のJリーグ1部(J1)を制した横浜F・マリノスと、天皇杯を制したヴァンフォーレ甲府が対戦する。1月31日から観戦チケットの販売を始めた。
ただ、スタジアム内で身体的距離を確保できない場合に限り、マスク着用は引き続き必須としており、Jリーグは「スタジアムへご来場時にはマスク携行のご協力をお願いいたします」と呼び掛けている。
2月17日に開幕する今季は、Jリーグ開幕から30周年という節目の年になる。リーグ戦でも収容制限撤廃や声出し応援が解禁されるか注目を集めそうだ。
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