転職サービスなどを手掛けるファインディ(東京都品川区)は3月6日、職務経歴書の自動作成サービスをリリースした。米OpenAIが提供する対話型の自動応答ソフト「ChatGPT」を使っており、ユーザーは自身の職務経歴のサマリーを数十秒程度で作成できる。同社によると、エンジニア向けの職務経歴書サービスとしては“業界初”だという。
同社がリリースしたのは「ChatGPTエンジニアキャリアまとめ(β)」。これまで、エンジニアの技術的なアウトプットやキャリア情報はGitHubやQiita、Zenn、ブログなどに点在しており、レジュメを書くのに手間がかかるという課題があった。
同サービスではChatGPT内部で利用している「gpt-3.5-turbo」を活用。各メディアに点在する情報を集約し、キャッチコピーと紹介文を自動で作成する。ユーザーはファインディが運営するエンジニア向けの転職サービス「Findy」登録後に、ブログやSpeakerDeckなど連携済みの外部メディアと簡単な経歴を入力することで、レジュメを数十秒程度で作成できるようになる。
サービスはβ版でスタートする。同社は「今後もChatGPTを始めとするAIを活用し、エンジニアの転職をサポートする機能をリリースしていく」としている。
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