せっかくデジタルデトックスを行うなら、自然豊かな場所で実践してみてはどうだろうか。飛行機や新幹線に乗って少し遠出するのもいい。特に移動時間には、スマホやパソコンのスイッチを意図的にオフにして、デジタルデバイスと離れる時間を取るのもオススメだ。本を読んだり、ご飯を食べたり、ポエムを書いたり、居眠りしたりと、ぜいたくな時間が過ごせるはずだ。
さらに、個人的な経験から、ワーケーションも心身のリフレッシュに最適だと感じている。筆者は、2020年2月に長野で、21年11月に沖縄・久米島で、22年11月に那須塩原で、23年3月にオーストラリアで、ワーケーションを実践した。自然の中で過ごすことでオンとオフの切り替えがうまくでき、その結果、仕事は何ら問題なく進めることができた。また、いつもの会議室ではなかなか出てこないであろう新しいアイデアがたくさん生まれ、ディスカッションも非常に盛り上がった。
テレワークを取り入れている企業にとっても、ワーケーションを導入することで、孤独やつながりの欠如を解消することにも役立つだろう。実際に、筆者自身、現地で一緒に仕事をしながらメンバーと寝食をともにすることで相互理解を深めることができた。お互いの関係がより深くなることで、会社とメンバーとのエンゲージメントを強化することにもつながったと感じている。
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