しかし、この傾向が、ここ数年変わりはじめています。19年に公開された映画『名探偵ピカチュウ』は4.3億ドルを超えるヒットになりましたし、22年に公開された映画『アンチャーテッド』や映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』も4億ドルを超えました。
いずれの映画も、現在の映画の歴代興行収入トップ200に入ることはできていませんが、安定してゲーム映画が3億〜4億ドル台の興行収入はあげられるようになってきているのです。
そして、今回、映画『スーパーマリオ』が10億ドルを楽々と越える大ヒットになったことで、映画業界のゲーム映画に対する視線は大きく変わることになるはずです。
もちろん、今回の映画『スーパーマリオ』だけが特別という可能性も否定はできませんが、実はここ数年、これからゲーム映画のヒットが増えると考えられる変化がいくつも起きています。
特に大きなポイントは下記の3点です。
- ゲーム世代が大人にも拡がった
- ゲーム会社に映像化のノウハウが溜まってきた
- 映画館での映画鑑賞の意味が変わってきた
1つずつご紹介しましょう。
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