まずこの点については説明は不要でしょう。ファミコンが世の中に登場したのは1983年、プレイステーションが登場したのは94年のこと。家庭用ゲーム機が世の中に登場して、40年という月日が流れているわけです。
当時、家庭用ゲーム機のゲームというのは子ども向けの娯楽のことであり、大人が遊ぶものではありませんでした。93年に映画『スーパーマリオ』が公開され、大失敗した時には、まだまだ映画の対象は子ども世代だけでした。
それが現在、当時ファミコンでマリオブラザーズをプレイしていた世代は立派な大人になっており、マリオのゲームを体験している世代が大きく拡がっているのです。
今回の映画『スーパーマリオ』では、大人世代がドンキーコングやマリオブラザーズの歴史について、子ども世代に説明するシーンが全国の映画館で観られます。幅広い世代に、それぞれ自分のマリオのゲーム体験が存在するわけです。
なにしろ、世界のゲーム人口は今や37億人で、世界の2人に1人がゲームをプレイしているという調査結果もあるほど。
(参考記事:今や世界の二人に一人がゲーマーの時代!世界的なゲーム人口が37億人を突破)
実は、ゲームには、マリオブラザーズ以外にも、マンガや小説よりもはるかに原作のファンが多いコンテンツがたくさんあるわけです。
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