RIZAPが初心者向けジム「chocoZAP(ちょこざっぷ)」拡大のため、膨大な種類の広告を打ち出している。2022年7月にchocoZAP事業をスタートしてから、チラシを500種類以上、バナー広告を4000種類以上、LP(ランディングページ)を200種類以上作成している(23年8月中旬時点)。その理由について、同社取締役でchocoZAP事業責任者の村橋和樹氏と、マーケティング統括部長の田牧友里絵氏に聞いた。
まず、chocoZAPの簡単な概要を解説しよう。
chocoZAPは「簡単」「便利」「楽しく続けられる」というコンセプトで、全国1000店舗以上を展開。会員数は83万人を突破しており、国内フィットネスジムの会員数ではトップクラスを誇るまでに急成長している。サービスを展開するエリアは34都道府県だ(9月28日時点)。26年3月期中に2000店舗達成を目指している。
「着替え不要」「靴の履き替え不要」で、1日5分から気軽にトレーニング可能だとアピール。ジム内にスタッフは常駐しておらず、基本的に24時間利用可能。セルフサービスに徹することで、月額2980円(税込3278円)という低価格を実現した。また、セルフエステやセルフ脱毛ができる機器を設置しているのも特徴だ。
会員は専用アプリをスマートフォンにダウンロードし、アプリ内に表示される入館用QRコードを入り口でかざして入店する。自宅付近だけでなく、外出先や職場付近の店舗も利用可能だ。会員に体組成計・ヘルスウォッチを会員に無料提供しており、体重の変化などを記録できるようにしている。
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