昨今、SNSだけでなく、AIの活用も生活に根付いてきた。さまざまなツールが活用される今、「調べもの」の仕方も変化しているのではないだろうか。LINEリサーチが、インターネットでの調べものに関する調査を実施した。
インターネットで調べものをするときに使っているものは「スマホ」が最多で94.0%に上った。2位は「パソコン」(38.0%)と続き、男性20代以上では5割前後と、比較的高い利用傾向が見られた。3位は「タブレット」(16.0%)で、10代の利用率が他の年代に比べて高かった。
スマホでの調べもので利用するサービスについて、最も多い回答は「Google」で、79.5%を占めた。21年の前回調査と比較すると、特に60代で9ポイントと大きく伸びが見られた。以降は「YouTube」(48.2%)や「Yahoo! JAPAN」(44.7%)が続いた。その他「Instagram」(31.9%)や「X(旧Twitter)」(30.0%)などのSNSサービスが上位にランクインした。
7位の「TikTok」(11.6%)は、全体で見ると1割ほどであるものの、女性10代では5割弱と高い割合となった。前回調査と比較すると、特に10〜20代の女性では、10ポイント以上増加していた。
また、9位に「ChatGPT」(4.5%)がランクイン。男性10代では他の年代よりやや高い傾向が見られた。10位の「Pinterest」(3.2%)は、全体では1割未満となったが、女性10代では2割を超えるなど、年齢によって違いが見られた。
男女年代別では、全ての年代でGoogleが1位だった。2位以降には傾向の違いが見られ、若い年代ほど、検索サービス以外の「YouTube」「X(旧Twitter)」「Instagram」など、SNSや動画サービスを利用する割合が高い結果となった。
調査は9月16〜19日にインターネットで実施。日本全国の13〜79歳の男女から回答を得た。有効回答数は64万5736サンプル。
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