【炎上対応まとめ】その時、どうしたらよかった? パワハラ、性加害、寄付金着服……企業の対応を振り返る働き方の「今」を知る(1/8 ページ)

» 2024年02月14日 07時00分 公開
[新田龍ITmedia]

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【注目講演】生成AIでゲームチェンジをどう起こす?
深津貴之×サイバーエージェントが語る「日本企業の戦い方」

【開催期間】2024年1月30日(火)〜2月25日(日)

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【概要】生成AIの登場でビジネスは一変した。LLMの自社開発や業務導入など、企業の取り組みは日々加速する一方、海外のビッグテックに先を越されたり、業務にうまく生かせないといった課題もある。日本企業は生成AIにどう向き合えばいいのか。生成AI活用の第一人者・深津貴之氏と、独自LLMの開発などを進めるサイバーエージェントの毛利真崇氏が語る。

 「炎上」を目にする機会が年々増えている。

 昨今はコンプライアンス意識や権利意識の向上に伴い、従前であれば取り立ててとがめられることもなかったような失言や不祥事が大きくクローズアップされ、謝罪に追い込まれるケースが増えている。時代背景も異なる数十年前の発言を発掘して蒸し返し、現代の基準を当てはめて非難し、引責を迫るようなケースも目にするようになった。

画像提供:ゲッティイメージズ

 以下(目次)に、2023年の主な炎上から、企業が関連するものを抜き出した。

 一時に大きく注目されても、時間が経つと忘れ去られてしまうものも多い。しかし、過去の失敗を学ぶことは重要だ。毎年同じような炎上が繰り返されており「過去から学んでいればこんなことにはならなかったのに」という事案がたくさんある。

 この記事では、23年の炎上をおさらいし「企業は炎上にどう向き合い、どのように予防していけばよいのか」について考える。

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