生成AI 深津貴之×サイバーエージェントが語る 「日本企業の戦い方」
【開催期間】2024年1月30日(火)〜2月25日(日)
【視聴】無料
【視聴方法】こちらより事前登録
【概要】生成AIの登場でビジネスが一変する中、日本企業は生成AIにどう向き合えばいいのか。生成AI活用の第一人者・深津貴之氏と、独自LLMの開発などを進めるサイバーエージェントの毛利真崇氏が語る。
今話題を集めている“一風変わった”、面白い仕掛けのある広告を取材し、狙いやこだわり、アイデアの原点を探る。
2月5〜11日、東京・大手町駅にユニークな広告が掲載された。「ちゃんと隠さないと、個人情報は特定される」というメッセージと、一部を黒塗りにした人物名らしきものが5つ並んでいる。
妹子……といえば、小野妹子? なるほど、歴史上の人物名のようだ。シェイク……スピア! 「門」が2つ入る名前といえば……誰だろう? ガリ、ガリ……だめだ、お笑いタレントさんの名前しか浮かんでこない。
これは、個人情報保護の大切さについて、消費者の意識向上を促す取り組みを続ける一般財団法人「日本情報経済社会推進協会」(JIPDEC)が展開している広告だ。歴史上の人物をクイズ感覚で考えさせる手法が、SNSなどで話題を呼んでいる。
どのような着想から、今回の広告は実現したのか。同協会で広告展開を担当する、プライバシーマーク推進センターの福岡峻さんに話を聞いた。
ビジネスパーソンであれば、初対面の相手などと取り交わす名刺に「Pマーク」のロゴが表示されているのを見たことがある人も多いだろう。
これは、JIPDECが運営する「プライバシーマーク制度」のロゴマークだ。企業や団体などの個人情報保護の体制・運用が適切であることを、このロゴマークを用いて示す制度で、23年4月で創設から25年を迎えた。
体制・運用の審査をへて、プライバシーマークを付与された企業は、24年1月末現在で約1万7600社だという。「個人情報」を企業が適切に取り扱っていることを示す証でもあるマークだが、日頃、現場で働くビジネスパーソンが個人情報といった小難しい話題に思いを巡らす機会は、そう多くはないだろう。
そこで、今回の「歴史上の偉人」広告だ。「つい足を止めた」「上手な広告」――などと、SNSで広く拡散された。広告は、東京メトロ大手町駅やJR大宮駅で2月に掲出され、3月4〜11日に再び大手町駅に掲出されるという。
小野妹子、シェイクスピアまでは分かっても、「○○門○○門」「ガリ○○・ガリ○○」は悩んだ人も多いのではないか。ぜひ、特設サイト「知るといいこと、Pマーク。」で答え合わせをしてみてほしい。この広告はどのようにして生まれたのか。狙いとは――。
――今回の広告の狙いやターゲット層を教えてください
福岡さん: メインターゲットは30代のビジネスパーソンになります。プライバシーマークはBtoB商材であるため、今回は、調査の結果ビジネス層の中で認知度が低い層(30代)をターゲットとしました。
また、プライバシーマークはビジネス上、名刺交換の時などに「なんか見たことはある」ものの「なんのマークか分からない」という方が多いことも課題の一つでした。そのため、個人情報保護の大切さを伝えるとともに、「なんか見たことあるマーク」ではなく「プライバシーマークは個人情報保護のマーク」といった形で、マークを認知してもらいたいと考えていました。
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