スポーツの世界でも「名選手、名監督にあらず」といわれる。結果を出せる監督といわれる人は、過去の実績は置いておき「チームをまとめるにはどうしたらよいか」とマネジメント重視に切り替えているという。「そうでない監督はいつまでもホームラン王の武勇伝に頼ってしまい、チームはまとまりません」と話す。
「ぜひとも勘違いしないでもらいたいのが、若くして実績を上げてプロモーションされた方です。残念ながらこういう人が(ギャップのあることが)理解できなくて、俺は実績があるから部長になったのだと思ってしまう。その瞬間に、もっと出世されると思われていた人が、そこから伸びなくなってしまうケースがあります。このためリーダーは、EQの高さを求められることを十分に認識しておいてもらいたい。これがないと、社員はついてきません」
「社員は(トップに対して)完璧なマシーンを求めていません。意見を取り入れて間違ったら責任を取る勇気。分からないことがあったら、教えてもらう勇気。知ったかぶりをしないことです。新しいことをやってみて間違ったら『ごめんなさい』と言って、早めに軌道修正することが肝心です。リーダーであるためには、この勇気と自信が求められます」
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