外部のITベンダーに委託していた業務の内製化に「取り組んでいる」と回答した人は65.5%に上った。業界別に見ると、「IT・情報通信」(76.9%)や「金融・保険」(71.7%)が高かった。DXの加速やFinTechの台頭を背景に、ITシステムをサービス品質や業務効率を左右する重要な基盤として捉え、自社内でより柔軟で迅速なシステム運用を目指す動きが強まっているようだ。
内製化を進める理由については「ノウハウを社内に蓄積するため」(46.7%)が最も多く、以降「外注コストを削減するため」(30.4%)、「開発や改善のスピードを高めるため」(29.3%)と続いた。
内製化を進める上での課題を尋ねたところ「社内のノウハウが不足している」(52.2%)、「社内でDX推進を担う人材が不足している」(45.6%)が上位を占めた。
IT人材不足への対応策については「社内教育・育成によるスキル強化」(63.0%)や「社内異動や出向による人材配置」(40.6%)といった社内施策が中心となる一方、「一部業務は外部委託で効率化」(39.4%)、「フリーランスの活用」(29.1%)など、外部リソースを組み合わせて体制を整える企業もみられた。
調査は、企業におけるDX推進の担当者553人を対象にインターネットで実施した。期間は、2025年12月5〜8日。
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