角上魚類が回転寿司チェーンの“強敵”になる、これだけの理由スピン経済の歩き方(7/7 ページ)

» 2026年03月04日 06時00分 公開
[窪田順生ITmedia]
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回転寿司業界はこの問題にどう立ち向かうか

 もちろん、先ほども述べたように回転寿司は楽しい。小さな子どもがいるファミリーにとっては、寿司以外にもさまざまな料理があり、デザートも楽しめる回転寿司という「食事体験」はそれだけで価値があり、日本人のみならず海外の人々にも通用する強みであり続ける。

 しかし、これだけ日本が貧しくなってコストにシビアになっていくと、「写真と違う」というような、これまでなあなあにされてきた部分にも、消費者からシビアな目が向けられていくだろう。

角上魚類のお刺身盛り(出典:プレスリリース、以下同)
売り場イメージ

 角上魚類のような「コスパのいいパック寿司」が人気になればなるほど、そのリスクは高まる。右肩上がりで成長する回転寿司業界が、この問題をどう乗り越えていくのか、注目したい。

窪田順生氏のプロフィール:

 テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで300件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。窪田順生のYouTube『地下メンタリーチャンネル

 近著に愛国報道の問題点を検証した『「愛国」という名の亡国論 「日本人すごい」が日本をダメにする』(さくら舎)。このほか、本連載の人気記事をまとめた『バカ売れ法則大全』(共著/SBクリエイティブ)、『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受


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