「静岡から、聖地巡礼に来ました」――セブン‐イレブン津田沼店(千葉県習志野市)を訪れた夫婦連れの男性はそう話した。夫婦の目的地は異なり、妻は浦安の人気レジャー施設、夫はセブン-イレブン津田沼店だ。
同店には地方から車で訪れる日本酒愛好者も多く、週末になると店舗の駐車場は満車状態が続く。日本酒好きから「聖地」と呼ばれる理由は、コンビニとは思えないほど充実した日本酒の品ぞろえにある。
取り扱う日本酒は約100の酒蔵に及び、焼酎は35蔵、泡盛は47蔵、日本ワインも25社と、専門店に引けを取らないラインアップだ。
こうした品ぞろえを実現できている背景には、セブン‐イレブンの加盟店である同店を運営する金二商事(千葉県習志野市)が、コンビニでありながら酒販店としての顔も併せ持っている点がある。しかし、コンビニに業態を変えた酒販店は珍しくなく、酒販免許を持つ店舗も多い。
では、なぜセブン‐イレブン津田沼店はここまでの品ぞろえを実現できたのだろうか。同店を経営する、金二商事の二代目の三橋聡康氏(専務取締役)に話を聞いた。
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