
「サンダーボール作戦」と、モチーフとなった悪役エミリオ・ラルゴ。トレードマークともいえる、眼帯をイメージし、2時位置のサブダイヤルをブラックにカラーリング。6時位置のサブダイヤルにはブラックオクトパスのデザインを配した。スペクターが劇中で要求するダイヤモンドは、ブラックのベゼル上にホワイトクリスタルを配すことで表現した
「ダイヤモンドは永遠に」と、モチーフとなった悪役ウィント&キッド。劇中で、重要な役割を果たすダイヤモンドをイメージした44個のホワイトクリスタルがベゼルに配された。1時と2時のインデックスには、ボンドと今作のボンドガールであるティファニーを表したホワイトクリスタルが、7時と8時のインデックスには殺し屋のウィントとキッドを表現したブラッククリスタルがそれぞれ施されている
「オクトパシー」と、モチーフとなった悪役オルロフ将軍。オルロフ将軍の旧ソ連軍における階級を表す星の紋章がダイヤルに配され、ストラップのステッチや、秒針のレッドが、共産主義を思わせる。ベゼルには、彼のダイイング・メッセージ「YES BUT TOMORROW I SHALL BE A HERO OF THE SOVIET UNION」が配された
「美しき獲物たち」と、モチーフとなった悪役マックス・ゾリン。コンピュータ業界で財をなした富豪である彼のエレガントなスーツスタイルをモチーフとしている。ネクタイの深紅の色合いと、スーツのネイビーブルー、シャツのホワイトをテーマカラーとし、特にバンドに平行に配されたレッドとホワイトの2本のステッチが印象的
「リビング・デイライツ」と、モチーフとなった悪役ゲオルギ・コスコフ。彼が、着用していた旧ソ連軍の制服がテーマになっており、ゴールドスターの勲章を配した、ベージュとレッドのストライプデザインのテキスタイル地バンドが印象的。ダイヤルはレッドで、彼の身につけるエンブレムの紋章をモチーフが配されている
「消されたライセンス」と、モチーフとなった悪役フランツ・サンチェス。麻薬王である彼が育てていたイグアナをモチーフに、バンドにはリザードパターンを型押ししたグリーンレザーを採用。ダイヤルのストライプ模様は、彼の着用していたストライプのシルクシャツをイメージした。アウターベゼルとクロノグラフ針はピンクで、劇中でサンチェスが着用していたピンクを採用している
「ゴールデンアイ」と、モチーフとなった悪役ゼニア・オナトップ。誰もが認める美女である彼女が劇中で着用したスタイリングをテーマに、バンドにはブラック、ダイヤルにはレッドを採用。ベルトに配した星のレリーフ入りのエレメントは、彼女の武器を象徴している
「トゥモロー・ネバー・ダイ」と、モチーフとなった悪役エリオット・カーヴァー。情報操作により第三次世界大戦をもくろむメディア王が同名映画のの悪役。彼の発行する新聞「トゥモロー紙」の見出しをバンドに配した。バンドの2本あるループのうち1本には、カーヴァーが擁するメディア帝国のロゴが。スケルトンのダイヤルには、タイトルバックのイメージを踏襲している
「ワールド・イズ・ノット・イナフ」と、モチーフとなった悪役エレクトラ・キング。恋のために父親まで殺してしまう石油王の娘エレクトラ。このモデルのバンドは彼女が劇中でまとうベッドシーツをモチーフに、テキスタイル地に赤い“波状”の刺しゅうが施された。ホワイトクリスタルを配した、レッドのチャームも印象的
「ダイ・アナザー・デイ」と、モチーフとなった悪役ザオ。北朝鮮のムーン大佐の腹心ザオ。彼の顔にはボンドが仕掛けた爆弾で飛び散ったダイヤモンドが無数の傷とともにある。バンドには、その傷とダイヤをイメージした、エングレービングとホワイトクリスタルが施されている
「カジノ・ロワイヤル」と、モチーフとなった悪役ル・シッフル。涙腺の異常で血の涙を流すル・シッフル。表の顔として投資家という顔を持ちながら、裏では世界中の犯罪組織の資金運用を行う。劇中で、資金運用に失敗した彼は、ボンドと高額を賭けて、ポーカー勝負を行う。このモデルは、その際にシッフルが使用したスペードのカードのモチーフをダイヤルの中央に配した。秒針は、彼の流す血の涙をイメージしたレッド。バンドは、彼がカジノに着てきたタキシードをイメージ。ベゼルには、タイトルバックに流れる波状のモチーフを施した悪役で選ぶもよし、デザインで選ぶもよし。自分好みのウォッチを探してみてはいかが?
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