ソニーは1月13日、デジタルビデオカメラ“ハンディカム”の新製品として「HDR-PJ40V」「HDR-PJ20」を2月25日より販売開始すると発表した。実売想定価格はPJ40V(内蔵メモリ64Gバイト)が10万円前後、PJ20(内蔵メモリ32Gバイト)が8万円前後。
いずれも液晶背面に640×480ピクセル、コントラスト比1500:1、明るさ10ルーメンのプロジェクターを搭載しており、最大60インチ(投影距離3メートル時)の映像を投影できる。本体にはプロジェクターのほかステレオスピーカーとデジタルアンプ「S-Master」を備えており、「撮って、その場で見る」をビデオカメラ1台で快適にまかなえる。
撮像素子は両製品ともにアスペクト比4:3の1/4型 総画素数420万画素の裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”だが、有効画素数は異なっており、動画撮影時ではPJ40Vが265万画素、PJ20が149万画素(16:9時)。静止画撮影時ではPJ40Vが354万画素、PJ20が167万画素となっている(4:3時)。
レンズも異なっており、PJ40Vが29.8〜357.6ミリの光学12倍ズーム、PJ20が29.8〜894ミリの光学30倍ズームレンズとなる(いずれも焦点距離は35ミリ換算、16:9撮影時)。画角を小さくすることでズーム倍率を向上させる「エクステンデッドズーム」機能を利用すると、PJ40Vは17倍、PJ20は42倍までのズームを行える。両製品とも1080/60pのプログレッシブ記録に対応し、PJ40Vはさらに24pネイティブの記録モードも用意されている。
液晶はいずれも3型(23万画素)のタッチパネル“クリアフォト液晶プラス”。PJ40VはGPSも搭載しており、撮影データにジオタグを付加でき、いずれのモデルも撮影時間や撮影場所など(これはPJ40Vのみ)を元に映像を自動分類できる「イベントブラウズ」によって映像や写真が大量になっても快適に閲覧できるようになっている。
本体にはソフトウェア「PMBポータブル」を内蔵しており、撮影した映像や写真をPC上へのデータコピーや編集などなしに、SNSなどへ直接アップロードできる(アップロード時にはネットワーク接続されたPCが必要)。そのほか、カメラ本体にはUSBケーブルを内蔵しておりPCなどへ手軽に接続できる。PCとのUSB接続時には充電も行える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR