CP+のオリンパスブースは新製品「E-PL2」を含むPENシリーズと、i.ZUIKOレンズ搭載の高級コンパクト「XZ-1」を中心とした展示だが、“隠し球”として「M.ZUIKO DIGITAL」の単焦点レンズが参考展示されている。
このレンズは「マイクロフォーサーズ規格準拠」「高性能単焦点」「2011年発売予定」という以外は明かされておらず、焦点距離やF値も未公開(現在同社製マイクロフォーサーズ用の単焦点レンズとしては17ミリ/35ミリ換算34ミリの「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」のみ、パナソニックからは8ミリ/16ミリ相当、14ミリ/28ミリ相当、20ミリ/40ミリ相当の単焦点レンズが用意されている)。
PENシリーズについては最新のE-PL2を含めて多数の実機が展示されており、豊富なレンズバリエーションやカラーバリエーションについて、実際の製品を手にしながら試すことができる。新たに「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」用オプションとして用意された各種コンバージョンアダプターや近接撮影用フレシキブルアーム式LEDライト「MAL-1」についても、それらを装着した実機が用意されており試用が可能だ。
また、昨年のCP+で好評だった「レンズバー」も設けられている。同社製およびカールツァイスやフォクトレンダーなどのフォーサーズ/マイクロフォーサーズ規格レンズおよびマウントアダプターが多数用意されており、持ち込んだ自分のカメラないし用意されている同社製デジタル一眼/マイクロ一眼に好みのレンズを組み合わせて試用できる。
i.ZUIKOレンズを搭載した高級コンパクトデジカメ「XZ-1」については試用できる実機はもちろんのこと、カットモデルも展示されている。また、XZ-1からさかのぼること75年、初めて「ZUIKO」レンズを搭載した「セミオリンパスI型」(1936年)の後継機でシャッター、ボディーまで初めて完全自社製造した「セミオリンパスII型」(1938年)も展示されている。
そのほかにはタフネスデジカメ「TG-610」「TG-310」の耐衝撃デモや28ミリからの18倍ズームコンパク「SZ-10」など最新コンパクトデジカメ、水中用ハウジング、ネットワークサービス「ib on the net」などの紹介も行われている。
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F1.8「ZUIKO」レンズ搭載コンパクト 「OLYMPUS XZ-1」
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