GfK Japan調べによる、デジタルカメラ販売ランキングをまとめた。デジタル一眼のランキングでは先週に引き続きニコン「D3100」(ダブルズームキット)が首位をキープしており、その他の顔ぶれも上位陣に変化は見られないが、9位と10位にオリンパス「E-PL1s」(ダブルズームキット/レンズキット)がランク外から浮上した。
オリンパス「E-PL1s」は昨年12月に販売開始されたモデル。「E-PL1」(レビュー)と同じく有効1230万画素 4/3型 ハイスピード Liveセンサーに画像処理エンジン「TruePic V」を組み合わせるが、画像処理パラメータの見直しによってE-PL1では対応していなかったISO6400の高感度撮影が可能となっている。
上位機種に当たるE-PL2に比べると、ボディデザインの小変更、液晶モニタサイズ(E-PL1sは2.7型/23万画素、E-PL2は3型/46万画素)、コントロールダイヤルの有無(E-PL2は装備)、アートフィルターに付加するバリエーションの追加(E-PL2では一部のアートフィルターについて、「フレーム効果」や「ピンホール効果」などを追加できる)といった差異はあるものの、基本的な撮影機能に大きな変化はない。ただ、登場から半年が経過したためか、E-PL1sは販売価格が低下しており、レンズキットでは3万円台半ばの販売価格を提示するショップも増えており、ここにきてのランクインにつながったようだ。
値ごろ感といえば注目しておきたいのが、E-PL1sと同じくマイクロフォーサーズ規格を採用するパナソニック「DMC-GF2」だろう。先日に後継製品の「DMC-GF3」が発表されたこともあり、パンケーキレンズをセットしたレンズキットは4万円半ば、パンケーキレンズと標準ズームレンズを組み合わせたダブルレンズでも5万円を切り始めているようだ。
DMC-GF3の販売開始は7月8日なので、販売が開始された後にDMC-GF2がどのような価格変化を示すのかも興味深いところである。
順位 | 前回順位 | メーカー | 製品名 |
---|---|---|---|
1位 | 1 | ニコン | D3100 ダブルズームキット |
2位 | 3 | ソニー | NEX-5D |
3位 | 5 | オリンパス | E-PL2 ダブルズームキット |
4位 | 4 | キヤノン | EOS KISS X5 ダブルズームキット |
5位 | 6 | パナソニック | DMC-GF2 ダブルレンズキット |
6位 | 2 | キヤノン | EOS KISS X4 ダブルズームキット |
7位 | 7 | ニコン | D3100 レンズキット |
8位 | 8 | ニコン | D5100 ダブルズームキット |
9位 | 11 | オリンパス | E-PL1s ダブルズームキット |
10位 | 12 | オリンパス | E-PL1s レンズキット |
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