GfK Japan調べによる、デジタルカメラ販売ランキングをまとめた。
デジタル一眼ランキングの上位は、1〜4位が「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」「EOS Kiss X4 ダブルズームキット」「DMC-GF3 ダブルレンズキット」「E-PL3 ダブルズームキット」と先週から動かず。しかし、ニコン「D5100 ダブルズームキット」とパナソニック「DMC-GX1 電動ズームキット」がランク外から登場している。
ランク外からの登場はコンパクトデジカメのランキングでも見られた。こちらはデジタル一眼のランキングよりもランキング順位が前回に比べて変化が乏しい(1〜7位が前回と同じ)状況だが、カシオ計算機の「EX-ZR200」「EX-ZS100」がランク外から姿を現している。
ランキング2つ合わせて、ランク外から4機種が登場したわけだが、今回は「DMC-GX1 電動ズームキット」に注目したい。レンズ2本をセットしたお買い得感の強いレンズキットへ人気が集中する傾向の強いデジタル一眼ランキングのなかで、電動ズームという付加価値型レンズを組み合わせたパッケージがランクインするのは興味深い。
この電動ズームレンズ「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S」は焦点距離こそ14-42ミリ(35ミリ換算24〜84ミリ相当)とマイクロフォーサーズ用としていわゆる標準ズームレンズにあたるが、ズーミングを電動で行えるために動画撮影に強く、また、沈胴式構造を採用しており、収納時には厚みが約26.8ミリとなる。
携帯時にはパンケーキレンズなみの薄さとなるため、カメラに装着した状態でもカバン内での収まりも良好。「カメラを気軽に持ち歩きたいけど、ズームレンズの利便性も捨てがたい」という向きにはぴったりだ。
ちなみにマイクロフォーサーズ用電動ズームレンズとしては、このパナソニック製品以外にも、オリンパスが「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3EZ」を用意している。こちらは「OLYMPUS OM-D E-M5」のキットレンズとしても利用されている。そのOM-Dは3月31日の発売が決定しており、CP+での注目度も高かったことから、ランクインが期待される(ファーストインプレッション オリンパス「OLYMPUS OM-D E-M5」 )。
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