CP+ 2013のソニーブースはレンズ交換式デジカメを含むハイエンド機の新製品発表はないものの、αシリーズ、NEXシリーズ、RXシリーズと言った人気機種のタッチ&トライコーナーには購入前の製品についての質問だけではなく、ストロボ撮影やアクセサリー、各種機能の使い方などの撮影テクニックのアドバイスを受ける来場者も訪れており、ソニー製デジカメユーザーの熟練度と、同社製品の市場浸透が進んでいる印象を受けた。特にαシリーズのタッチ&トライでは、ZEISSレンズを試す来場者が多くいたように感じられた。
通路に面した展示スペースには、参考出品のAマウント用「Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」、Eマウント用「E 20mm F2.8」「E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS」と、Eマウントレンズのロードマップがパネル展示されており、来場者が足を止めて説明員に質問している光景が良く見られた。


参考出品されたコンパクトなEマウント用「E 20mm F2.8」(写真=左)、動画撮影にも適した電動ズーム「E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS」(写真=中央)、Eマウントレンズロードマップ(写真=右)このパネルの裏手側の階段を上ると望遠レンズを試すことができるコーナーが設けられており、「300mm F2.8 G SSM II」をはじめとする望遠レンズをαならではの高速連写で試すことができる。広い会場内を見渡せるの場所となっているので、スポーツ撮影に興味がある方は体験してみて欲しい。

「300mm F2.8 G SSM II」や「500mm F4 G SSM」が試せる望遠レンズコーナー(写真=左)、300mm F2.8 G SSM IIとα99のカットモデルも展示されていた(写真=右)NEXの新しいサービスとなる「PlayMemories Camera Apps」コーナーには、実機を用いた機能の追加に関する説明と今後配信される「モーションショット」と「ライトシャフト」の説明パネル展示が行われていた。モーションショットはTV CMなどで見られるような動きの感じられる一枚を撮影できる機能で、ライトシャフトは光源と光芒を活用して、光を演出するエフェクトだとという。また、これらのアプリの配信時期などはまだ未定とのことだった。
撮影体験スペースを挟んだ反対側には、先週末に発表となったサイバーショットの新製品「DSC-WX200」「DSC-WX60」「DSC-W730」「DSC-TF1」の展示が行われていた。WX200に関しては、タブレット端末とWi-Fi連携をしたリモコン操作のデモも行われていたが、中には自分のタブレット端末で実際に試す年配の来場者もおり、ユーザーの好奇心とソニー製品への興味度の高さを感じることができた。
そのほか、スポーツ/アウトドア向けのアクションカム「HDR-AS15」の展示も行われていた。カウンターの横にはロードバイクに取り付けた状態で展示されておりそのインパクトからか、来場者がどんな風に使うのかや画質はどうなのかと言った製品に対する質問を熱心にぶつけていた。
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