今日から始めるデジカメ撮影術
第164回 赤ちゃんとかわいらしさとデジタル一眼の関係(1/3 ページ)
何しろ赤ちゃんはかわいい。かわいいものをよりかわいく撮る。シチュエーションを作ったり、「さあ撮るよ撮るよ」と構えて撮るのではなく、日常の可愛い瞬間をさりげなくさくさくと切り取る。
そんな話をデジタル一眼で。
赤ちゃんをきれいに撮りたいと思ったら、最低でもハイエンドコンデジ、できればデジタル一眼が欲しいところ。
逆光でなおかつ明るく撮るべし
赤ちゃんを撮るときの鉄則。
まずストロボは使わない。顔をアップでストロボで、とかは最悪。目によい影響を与えないといわれているし、撮られる方もいきなりバコッと強い光が出たらびっくりする。発光禁止にすること。これは基本。
で、赤ちゃんを撮るといってもいろいろなシチュエーションがあるわけで、まずは「赤ちゃんの顔をとにかくかわいく撮るって話」から。
それには2つのポイントがある。
ひとつは、かわいくふんわり撮るには「逆光」もしくは「半逆光」で撮るべしということ。
もうひとつは、明るい単焦点レンズを用意すべしってこと。これには2つの効果がある。ひとつは明るいレンズで絞り開放で撮るとやわらかくふんわり仕上がること。もうひとつ、赤ちゃんを撮る場所というと室内だけど、外に比べるとどうしても暗いので明るいレンズの方がシャッタースピードを上げられるから。
でも、逆光で普通に撮るとこうなる。
当然逆光なので顔が暗くなるのだ。そこはもう思い切りプラスの露出補正をかける。次は+2の補正をかけた場合。
逆光なので背景は白い。顔は直接光が当たってないのでほわっとなる。レンズは明るい単焦点なので目元にだけピントがあってそれ以外はほんのりぼける。それでいい。
これは最初に撮った写真なので表情が硬いけど、まあ普通は親が撮るのでこんなことはないはず。
ちょっと顔が赤っぽいのは、外光と部屋の照明のミックスで撮ったから。これはもう撮影する部屋の都合なのでなんともいえないけど、窓が大きくて明るい部屋なら電灯は消しちゃっていい。
そして慣れてくるとこんな感じになる。
背景がボケると部屋が多少散らかっててもバレないという隠れたメリットもあります。
ばりばりの逆光じゃなくてもOKで、半逆光でも十分。顔に光が当たると陰影がついてくっきりしちゃうけど、そうなってなければやわらかくなるのだ。
逆に顔に光が当たる順光だとこんな感じになる。当然背景が顔より暗くなるので暗めの場所に顔がくっきりという感じで、逆光写真と比べてもらうと違いがよく分かるはず。
お次はちょっと離れて全身を。
赤ちゃんを撮影させてくれたおうちが都合のいいことに白基調の家具を揃えていたので、明るい背景となりました。
背景は大事。
外でも同様、逆光気味でプラスの補正でふわっととるとかわいく撮れる。実際、外でベビーカーに乗せて散歩するときは、陽射しがあたりすぎないようフードをつけたりするわけで、写真を撮るからといって顔に陽射しを当ててまぶしい思いをさせるくらいなら、フードを使ってちょっと日陰にしてやってプラスの補正でふわっと撮る感じでいい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
今日から始めるデジカメ撮影術
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
通販生活が楽天市場から撤退 迎撃ドローン関連の報道受け「企業理念に反する」
-
2
「食欲が削られる」――AIで作られた“気色の悪い飲食店メニュー”がXで物議 「実物を見たい」の声も
-
3
パイオニアのカーナビアプリ「COCCHi」終了へ 開始から約3年、累計150万ダウンロード
-
4
Ankerのスピーカーでまた発火事故 過去にも5回の火災で回収・交換中 消費者庁「直ちに使用中止を」
-
5
2.5次元アイドル「いれいす」事務所のBIツールに不正アクセス ファンの氏名・電話番号や“推し”情報漏えい
-
6
LINE着せかえ「アイコンがデフォルトに戻る」問題、対応完了時期示さず クリエイターズは「審査に時間がかかっている」
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
YouTube、再生回数のカウント基準をショート動画と同じに 収益算定への影響はなし
-
9
ライフカード、信用情報の不適切利用が判明 アイフルの顧客情報94万件超を保険営業の対象選定に
-
10
“酒を飲むと顔が赤くなる”体質は収入を左右する? 日本男性含む3000人を調査 東大などが2023年に学術誌で発表
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR