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» 2013年05月16日 00時10分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第164回 赤ちゃんとかわいらしさとデジタル一眼の関係 (2/3)

[荻窪圭,ITmedia]

連写でいい瞬間を狙う

 赤ちゃんの表情はコロコロ変わるわけである。面白いくらいコロコロ変わる。ふわっとした可愛い顔もいいけど、コロコロ変わるなかから一瞬の表情をとらえた写真もいい。

 そういうときは一も二もなく連写の出番である。

 連写をオンにする。さらにシャッタースピードを早めに設定する。これは部屋の明るさやレンズの明るさの兼ね合いもあり、早くしすぎるとISO感度が上がって絵が荒れちゃうということにもなりかねないけど、とりあえず、遅くても1/80秒、大きく動く子なら1/250秒くらい。シャッタースピード優先AEでもいいし、ISOオートにして絞りを開放にして追いかけてみてもいい。

 連写するとこんな楽しい感じで撮れます。微妙な表情の変化がわかるかと思う。

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 で、あとから親バカ視点で可愛いと思った写真を1枚選んでもいいし、数枚の写真を一組にして、たとえば1枚の紙にこの4カットを並べてプリントして楽しむのもアリ。

 連写した中から選ぶとこんな瞬間が撮れてることも。

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 頑張って動いてるときは、多少ISO感度が上がっても構わずシャッタースピードを早めに。

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 ハイハイしていると思ったら突然上半身を起こしたのだけど、連写だからその瞬間をとられたという感じ。シャッタースピードが遅かったらこういうときにブレちゃう。多少ならブレてても動きを感じられていいので無理しない程度に。

 大きく動く赤ちゃんはアップで撮るより、広角レンズで広い範囲をおさえるようにすると、臨場感が出る。 広角だと部屋の様子が大きく写るし、レンズの特性上、広角になればなるほど背景がボケなくなるので部屋を片付けないとアレだけれども、臨場感の方が大事です。

 相手が動いてるのだから多少ピントがズレてもしょうがない。臨場感の方が大事です。

 そんな感じの2枚をどうぞ。

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 で、次の写真に注目。

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 赤ちゃんを撮るときはできるだけ赤ちゃん目線で、つまり低い位置で撮った方が臨場感が出るし正面からとらえられる。赤ちゃんに限らず、子供やペットを撮るときもそうだ。で、低い位置で撮るには、背面モニタを使ったライブビューが都合がいい。無理に身体を縮めなくても撮れるから。

 だがしかし、子供は親の顔や目を見るのである。赤ちゃんのうちは都合良くカメラを見てくれたりしない。

 そうするとこんな風に目線が上を向いちゃう。撮ってる人の顔を追っちゃうからだ。こんなとき、レンズを見なさい、というのは野暮。でもライブビューには、ファインダーを覗かなくていい分、肉眼で赤ちゃんを見ながら撮れるという良さもある。

 その辺は、ライブビュー時でも顔からカメラをあまり離さないよう気をつけつつ撮るのがよいかと思う。ミラーレス一眼の方はお気をつけを。

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