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カシオの自分撮りデジカメ最新作、「EXILIM EX-TR15」台数限定で販売

» 2013年07月10日 14時41分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機は7月10日、自分撮りデジカメ「EXILIM TR」シリーズの最新モデル「EX-TR15」を7月19日より3000台の台数限定にて販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は8万円前後。

photo 「EX-TR15」

 「EXILIM TR」シリーズは2011年春に発売された「EX-TR100」から始まる、液晶画面はもとより、レンズ部分を中心にフレームが回転することで自分撮りをふくむさまざまなアングルでの撮影に適した構造を持つ製品。なかでも、自分撮り需要の高い中国市場で大きなヒットを記録した。5月末にはその中国にて最新モデルの「EX-TR350」が発表されており、「EX-TR15」はその日本語版となる。

 可変フレームと回転液晶という機構はシリーズ製品を踏襲しており、新製品で新たにWi-Fiによるスマートフォン連係機能を搭載。リモート撮影とスマホ転送を可能とすることで、自分撮り&SNSへの画像アップロードをより容易としているのが特徴だ。

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 自分撮り重視カメラとして、人肌に関するエフェクトも強化した。肌を明るくなめらかにする「ナチュラルモード」は引き続き搭載し、さらには「美白モード」も備えた。それぞれの効果は12段階から選択できる。撮った写真にはスタンプや手書き文字でのデコレーションも可能だ。

 搭載する撮像素子は1/2.3型 有効1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーで、レンズは35ミリ換算21ミリ相当/F2.8の単焦点レンズ。従来通りの位置のほか、フレームにもシャッターキーを配置しており、フレームを手に持っての自分撮りも行える。本体サイズは128.9(幅)×61.6(高さ)×14.9(奥行き)ミリ、約170グラム(充電池、メモリカード含む)。

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