ニコンは8月6日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S6600」を8月29日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。
2013年1月に発表された「COOLPIX S6500」の後継モデルで、光学12倍ズームレンズとバリアングル液晶を備え、さまざまなアングルからのカットを狙えるコンパクトデジタルカメラ。光学12倍ズームレンズの焦点距離は35ミリ換算25〜300ミリで、バリアングル液晶は同社デジタル一眼レフ「D5200」同様の左ヒンジタイプで、ハイ/ローアングルはもちろん、回転させることで自分撮りも行える。
液晶に手をかざして操作できる「ジェスチャー操作」が搭載されており、カメラから離れた状態でもシャッターのほか、ズーム操作、動画の録画開始などを行える。通常撮影時の画面表示も、S6500より表示エリアを広く取る改良が行われている。
撮像素子は有効1602万画素 裏面照射型CMOSセンサーで、手ブレ補正はレンズシフト式。最高ISO感度はISO6400。もちろんフルハイビジョンでの動画撮影も行える。そのほか人物以外の被写体でも撮影したいものをカメラが自動で認識することで、いわゆる中抜けの構図でも周辺物にピントが合う「ぴったりAF」によって失敗写真を防ぐほか、メイクアップ、ミラー効果や背景ぼかしといった新たに用意されたエフェクトも利用できる。
Wi-Fiも搭載しており撮影画像をスマートフォンなどに転送することが可能。サイズは96.9(幅)×57.1(高さ)×27.2(奥行き)ミリ、約165グラム(電池、SDメモリーカード含む)。カラーはホワイトとブラック、レッド、ピンクの4色を用意する。
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