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» 2013年12月09日 12時09分 公開

小さいだけじゃない――“溝”をさりげなく埋める不思議なカメラ “LUMIX GM”「DMC-GM1」(2/5 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

 例えばオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」はF1.8と明るいのに細くてコンパクトで軽く、背景がほどよくボケるので、ポートレートを撮るのにいい。望遠ズームもパナソニックの「LUMIX G VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH.POWER O.I.S」なら90-350ミリ相当ながら全体に細くて軽い。それにズーミングしても全長が変わらないわ電動ズームだわ、軽くて小さくて安い割に写りはよいわで、DMC-GM1に望遠レンズをつけるのならこれがお勧めだ。

photo DMC-GM1にオリンパスの45mm F1.8。このレンズはもともと細めに仕上げてるのでさほど違和感がない。手ブレにさえ気をつければけっこうイケる組み合わせ
photo パナソニックの45-175mm/F4.0-5.6を装着。これならそんなにバランスも悪くないし手ブレ補正も強力なので使えそう

 で、最後にキットレンズの「LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.」だ。

photo これが本来の姿。さすがにキットレンズだけあってコンパクトでよく似合う

 キットレンズの焦点距離は35ミリ換算で24〜64ミリ相当となる。広角には強いが望遠側はやや短い。スナップ向けカメラというDMC-GM1の性格や求められるレンズの大きさからすればほどよい焦点距離だ。このレンズは沈胴式で、使うときは手で回して繰り出してやる必要がある。

photo レンズを繰り出して内蔵フラッシュをポップアップさせたところ。

 少々面倒だが、ただ回すだけなので(他沈胴式レンズにはボタンを押しながら回さねばならないものもあるが、それがない分ちょっと楽)慣れればなんということはない。さすがにハイエンドのレンズに比べると解像力などで劣るが、この大きさ・軽さにしてはしっかりしており、歪曲や周辺光量落ちもよく補正されている。

photo iAUTOにて12ミリのワイド端
photo 同じくiAUTOで32ミリのテレ端

 フォーカスリングを持たないため、MF時は背面のロータリーダイヤルでピント合わせを行うが、タッチAFやピンポイントAF機能も搭載しており、普段はAFで十分だろう。AFはLUMIXらしく高速で快適だ。連写も最高で秒5コマ(連写中のライブビューなし。電子シャッター時は秒10コマ)と十分な速度を実現している。

photophoto 絞り優先モード時の画面。右に出ているタブはFnタブでFN2〜6の役割を果たし、好きな機能をセットしておける(写真=左)、i手持ち夜景とiHDRをオンにしておくと、iAUTO時に自動的にHDRや手持ち夜景モードが効く(写真=右)
photophoto タッチAFはもちろん対応。タッチAF時のAF枠のサイズも変更できる。ピンポイントAFも可(写真=左)、Q.MENUやFnキーのカスタマイズは自由にできる(写真=右)

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