撮像素子にはAPS-Cサイズの有効2420万画素CMOSセンサーを、処理エンジンには「DIGIC 6」を搭載。感度はISO100〜16000に対応し、拡張設定で最大ISO25600も選べる。
実写では、彩度とコントラストがほどよく高められた、クリアで見栄えのいい画質を確認できた。オート露出とホワイトバランスに安定感があることや、ピクチャースタイルを使って発色傾向を細かくカスタマイズできる点も気に入った。
トータルとしては、幅広い撮影用途に対応できる中級一眼レフとして充実した内容を実感できた。細かい部分では、例えば水準器が1軸のみであることや、ライブビューでのAFエリアを小さくできないことなど気になる点はあるものの、全体としての満足度は高い。特に、AFの進化とライブビューのレスポンス向上がありがたいと感じた。
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ライブビューAFが超高速化、写真愛好家への新スタンダード キヤノン「EOS 70D」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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