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「TSUTAYA GALAPAGOS」と「Reader Store」の“蔵書点数”を比べてみた（7月1日編）：定点観測（2/2 ページ）

» 2011年07月01日 21時00分公開

[田中宏昌，ITmedia]

Reader Storeは2万4000点に迫る勢い

　ソニーのReader Storeは、書籍部門が前回の調査から777点増加した1万8075点だった。ジャンル別では「文学」が＋523点、「社会・経済・法律」が＋96点、「その他」が＋68点増加していた。「AERA」と「週刊朝日」についての販売本数は、AERAが682（先週は677）、週刊朝日は688（先週は683）だった（これらは記事単位の販売なので蔵書点数には加えていない）。

　コミックは前回の調査から＋149点の5850点で、カテゴリ別では「少年」が＋71点、「青年」が＋65点増えていた。

　販売ランキングは、　今回から「総合」「書籍」「コミック」の3ジャンルについて掲載した（ウィークリー）。総合ランキングは1位の「八日目の蝉」、2位の「プリンセス・トヨトミ」とも先週と同じだったが、トップ10の半数近くがコミックになっており、高い人気がうかがえる。

　コミックランキングは「のだめカンタービレ」がトップに躍り出たほか、「寄生獣」と「モテキ」が複数ランクインしているのが目を引く。


Reader Storeの総合ランキング（6月24日～6月30日）
順位	書名	著者	価格
1	八日目の蝉	角田光代	600円
2	プリンセス・トヨトミ	万城目学	630円
3	そうだったのか！　現代史	池上彰	600円
4	のだめカンタービレ（1）	二ノ宮知子	420円
5	氷の華	天野節子	630円
6	沈黙の艦隊（1）	かわぐちかいじ	525円
7	イニシエーション・ラブ	乾くるみ	420円
8	宇宙兄弟（1）	小山宙哉	525円
9	寄生獣（1）	岩明均	525円
10	いまアメリカで起きている本当のこと　日本のメディアが伝えない世界の新潮流	日高義樹	1120円


Reader Storeの書籍ランキング（6月24日～6月30日）
順位	書名	著者	価格
1	八日目の蝉	角田光代	600円
2	プリンセス・トヨトミ	万城目学	630円
3	そうだったのか！　現代史	池上彰	600円
4	氷の華	天野節子	630円
5	イニシエーション・ラブ	乾くるみ	420円
6	いまアメリカで起きている本当のこと　日本のメディアが伝えない世界の新潮流	日高義樹	1120円
7	シェエラザード（上）	浅田次郎	525円
8	最新2012年版　図解　業界地図が一目でわかる本	インタービジョン21	500円
9	WIRED VOL.1 Reader Edition	WIRED編集部	350円
10	競争と公平感　市場経済の本当のメリット	大竹文雄	650円


Reader Storeのコミックランキング（6月24日～6月30日）
順位	書名	著者	価格
1	のだめカンタービレ（1）	二ノ宮知子	525円
2	沈黙の艦隊（1）	かわぐちかいじ	525円
3	宇宙兄弟（1）	小山宙哉	525円
4	寄生獣（1）	岩明均	525円
5	モテキ（1）	久保ミツロウ	525円
6	モテキ（2）	久保ミツロウ	525円
7	モテキ（3）	久保ミツロウ	525円
8	モテキ（4）	久保ミツロウ	525円
9	寄生獣（2）	岩明均	525円
10	寄生獣（3）	岩明均	525円


Reader Store（書籍）
ジャンル	点数
ジャンル	6月10日	6月17日	6月24日	7月1日
文学	8254	8648	9257	9780
名作・古典	1997	1997	1983	1983
社会・経済・法律	1602	1636	1666	1762
語学	172	188	188	188
人文・教育・歴史	431	443	457	486
児童書	21	21	21	21
コンピュータ／デジタル機器	37	37	37	38
医学・福祉	45	45	47	48
旅行記／紀行	63	63	63	63
趣味／生活／ガイド	568	569	572	584
くらし／実用	287	291	293	313
ファッション・美容	41	41	41	42
スポーツ	48	48	49	49
エンターテイメント	949	983	986	1012
その他	1480	1506	1638	1706


Reader Store（コミック）
ジャンル	点数
ジャンル	6月24日	7月1日
少年	1351	1422
少女	146	148
青年	2505	2570
女性	1410	1421
青年・女性	289	289

電子書籍における漫画インタフェースを大いに語る（前編）
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電子書籍における漫画インタフェースを大いに語る（中編）
漫画が電子書籍として配信されるケースが増えている中、漫画家の意見はどこまで反映されているのだろうか。うめ・小沢高広氏、一色登希彦氏、藤井あや氏という電子書籍の出版経験を持つ現役漫画家が思いのたけを語り尽くす対談特集の第2弾をお届けする。
電子書籍における漫画インタフェースを大いに語る（後編）
電子書籍で配信される漫画に漫画家の意見はどこまで反映されているのだろうか。うめ・小沢高広氏、一色登希彦氏、藤井あや氏という電子書籍の出版経験を持つ3人の現役漫画家による座談会は、業界への提言へとつながっていく。対談記事最終回。
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「iOS」は繊細な軌道修正でさらなる発展を目指す
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