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» 2006年04月10日 18時16分 公開

7分で分かる3月のブログ界 (5/8)

[森川拓男,ITmedia]

ヤフーや楽天もSNSへ参入

 先月の7分で分かる2月のブログ界では、「つながり」をキーワードにしたサービスが目立っていることを伝えたが、3月はその傾向がますます加速した。

 ヤフーが「Yahoo!360°」β版の試験運用を始めてSNSに参入したことに加え(関連記事)、楽天も3月27日に「楽天広場リンクス」でSNSに参入表明をした(関連記事)

 この大手2社の動きが目立つが、もちろんそれだけではない。

 NECのBIGLOBEが提供するブログサービス「ウェブリブログ」は予告通り3月1日に、SNS機能を実装(関連記事)。さらに3月23日には、ケータイ向けのSNS機能のβ版提供を開始している(関連記事)。さらにリアルタイムコミュニケーションサービス「ウェブリメッセンジャー」でも、3月7日にSNSを備えた「サークル機能」を追加したのだ(関連記事)

 また3月8日にはGMOインターネットグループのpaperboy&co.が、オリジナルのSNSを構築・運営することができるASPサービス「Grouptube(グループチューブ)」の提供を開始した(関連記事)。3月20日にはエフスパイラルコーポレーションが、ユーザー自身でオリジナルのSNSを作成可能な創造型SNSサイト「フレカラ!」の提供を開始している(関連記事)

 このほかにも、さまざまなSNSサイトが誕生しており、ステージが「ブログ単体」から「ブログを包括するSNS」へと移行しているのではないか? と感じられるくらいなのだ。

 そして国もこの情勢に便乗したい動きを見せている。総務省は3月13日、各地方総合通信局および沖縄総合通信事務所に勤務する職員をメンバーとする総務省内初のSNS「地方総合通信局等SNS ―SNS for Ministry and Local bureaus(SMILE)」を開設すると発表した(関連記事)。構築には、NTTPCコミュニケーションズが提供するASP型「SNS構築サービス」が利用されている。

ブログのあらゆる操作すべてをケータイで

 これもまた加速している傾向の一つだが、ケータイでのブログ利用の増加が止まらない。ケータイの機能強化とともに、パケット定額など、ケータイからのネット利用が低価格で行えるようになってきたことも大きいだろうか。

 その中で大きなトピックスは、米Six Apartによる、モバイルブログ技術を手掛けるSplashBlogの買収だ(関連記事)。米Six Apartは、ブログツールのMovable TypeやTypePadの提供元。そこが、モバイルブログ技術を手がける会社を買収したということは、やはりこれからのブログにはケータイからの利用が不可欠ということを意味したためだろうか。マイクロソフトのブログサービス「MSNスペース」が開設時からかなりの実装を行っていたことも発端となっているかもしれないが、国内情勢は加速の一途だ。

 このほかにも、各サービスでケータイ関連のサービス強化が進んでいる。

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