損保ジャパンDIY生命保険、iPhone 3G専用サイト開設でユーザーの取り込みを強化国内の保険業界では初

モバイルサイトからの資料請求が増えていることを受け、損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険はiPhone 3G端末向けの専用サイトを構築した。

» 2009年01月21日 14時22分 公開
[ITmedia]

 損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険は1月21日、iPhone 3G端末向けに最適化した専用のサイトを構築したと発表した。国内の保険業界でiPhone 3G端末向けの専用サイトの開設は同社が初となる。

専用サイトの利用イメージ 専用サイトの利用イメージ(出典:モディファイ)

 iPhone 3G端末でホームページの情報を閲覧できるようにするため、専用のサイトを構築した。iPhone 3Gの画面を1回叩く操作(タップ:PCの操作におけるクリックに相当)を意識したデザインを採用し、使い勝手の向上を図った。「生命保険に関するコラム」「モデルケース紹介」といったコンテンツを用意し、生命保険の知識がないユーザーでも閲覧しやすいようにしている。

 iPhone 3G用に刷新したサイトのURLは「http://s.diy.co.jp/」。Googleの携帯電話向けプラットフォーム「Android」を搭載したスマートフォンでも閲覧できるという。

 生命保険の直接販売を展開してきた損保ジャパンDIY生命保険では、モバイルサイトからの資料請求の数が増加傾向にあった。2008年7月に発売したiPhone 3Gのユーザーの数も増えると判断し、専用サイトの構築に踏み切った。

 サイトの構築を手掛けたのはWebアプリケーション開発のモディファイ。同社でCEO兼クリエイティブ・ディレクターを務める小川浩氏は「今回の事例は、企業がユーザーに対して直接的かつ場所を選ばないマーケティングを実施できるもの。大きなビジネスチャンスになる」と発表文内でコメントしている。

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