RackableはSGIの全資産を約2500万ドルで買収する。
スーパーコンピュータを手掛ける米SGIは4月11日、米破産法11条(チャプター11)の下での破産保護申請と、サーバベンダー米Rackable Systemsへの資産売却を明らかにした。報道によれば、負債額は5億2650万ドルという。
RackableはSGIの全資産を約2500万ドルの現金で買収する。同社は中規模および大規模データセンター向けのサーバとストレージを提供しており、SGI資産の買収により「大規模x86クラスタコンピューティング、高性能コンピューティング(HPC)、インターネット、クラウドコンピューティング、大規模データストレージ環境、仮想化プラットフォームにおいて、顧客に市場トップのハードとソフトを提供する」としている。
SGIの米国外の事業も資産売却の対象となるが、破産保護申請の対象にはならない。
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