KhronosメンバーのGoogleが、3DのWebアプリケーションを作成するためのAPIの早期版をマルチプラットフォームでリリースした。
米Googleは4月21日、Webサイト向けインタラクティブ3Dアプリケーションを作成するためのオープンソースのAPI「O3D」をリリースした。
開発者からのフィードバックを目的とした、早期段階のリリースだとしている。Windows XP SP2以降、Windows Vista、Mac OS X 10.5、Linuxに対応する。WindowsとMac版のプラグインは、Google Code Labsのサイトからダウンロードできる。
O3DではJavaScriptを用いてWebアプリケーションを開発できる。Webプラグインとして稼働するため、O3Dで開発したアプリのユーザーはアプリをダウンロードする必要がない。O3Dには、Max、Maya、SketchUpのファイルをオープン標準フォーマットに変換するファイル変換ツール「COLLADA Converter」が含まれる。
GoogleはOpenGLをベースにしたグラフィックス標準化推進団体Khronos Groupに参加しており、O3DはBSD Lincenseの下で公開されている。
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