Opteron誕生6周年を迎え、AMDが2011年までのデータセンター向けプロセッサ製品のロードマップを発表した。
米AMDは4月23日、6コアOpteronプロセッサ「Istanbul」を含むサーバ向けプロセッサのロードマップを発表した。これまで下半期にリリース予定としていたIstabulを、6月にリリースする。
Istanbulは2個以上のプロセッサを搭載するサーバ構成向けで、現行のSocket F1に対応する。現行のクアッドコアOpteronより性能が30%向上するという。
2010年には、仮想化市場向けに2および4ソケットのサーバ向け「Opteron 6000」シリーズをリリースする。サーバプラットフォームは「Maranello」と呼ばれ、8および12コアの「Magny-Cours」と「Socket G34」に対応する。仮想化、クラウドコンピューティング向けの1および2ソケットサーバ用「Opteron 4000」シリーズも同年リリース予定。プラットフォームは4および6コアの「Lisbon」と「Socket C32」に対応する「San Marino」。
2011年には、新コアプロセッサ「Bulldozer」を搭載した12および16コアの「Interlagos」と、6および8コアの「Valencia」をリリースする。いずれも32ナノメートル(nm)プロセスで製造し、前者のプラットフォームは「Maranello」、後者のプラットフォームは「San Marino」となる。
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