3月の無償化以来10万本がダウンロードされた「Citrix XenServer」の新バージョンが登場した。
米Citrixは6月16日、同社の無料サーバ仮想化製品「Citrix XenServer」の最新版を公開したと発表した。同社サイトからダウンロードできる。
XenServerは、オープンソースの仮想化プラットフォームXenを採用し、WindowsおよびLinuxをサポートする。Citrixは3月にXenServerの無料提供を開始しており、提供開始以来、世界50カ国で10万以上ダウンロードされたという。
新バージョンでは、統合バックアップ機能の追加、変換・検索ツールの機能向上、Active Directory対応、サポートするゲストOSの拡大などが図られた。
同日、「Citrix Essentials for XenServer and Hyper-V 5.5」も発表した。これは同社のXenServerハイパーバイザーとMicrosoftのHyper-Vを連係し、管理性、拡張性、柔軟性を高めるための有償の管理ツール。予想価格はサーバ1台当たりCPU数にかかわらず2500ドル。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.