OracleのSun買収、米司法省が調査期間を延長Javaライセンス関連で

Oracleは、“ささいな”問題を残してほぼ調査は終了しており、買収は予定通りこの夏に完了するとしている。

» 2009年06月29日 07時30分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは6月26日、同社による米Sun Microsystems買収に関する米司法省の調査期間が予定より延長されたことを明らかにした。

 Oracleの顧問弁護士を務めるLatham & Watkins法律事務所のダン・ウォール氏は「司法省との話し合いは順調で、Javaライセンスに関するささいな問題以外はほぼすべて解決している。この問題が買収の障害になることはまずない。調査がすぐに終了し、この夏には買収が完了すると確信している」とした。

 Oracleは4月20日にSunの買収を発表した。買収総額は74億ドルで、Sunの取締役会は全会一致でこの取引を承認しており、取引はこの夏に完了する見込みだ。

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