日本オラクルはシンフォニーマーケティングと協業し、セミナーやイベントに参加した顧客の情報を同社のCRMに取り込めるサービスを提供する。
日本オラクルとシンフォニーマーケティングは9月2日、企業のマーケティング活動と営業活動を連携するサービスを共同で提供すると発表した。セミナーやイベントに参加した顧客の情報をCRM(顧客関係管理システム)に取り込むことで、見込み客の発掘などにつなげられるという。
新たに提供するサービスは、顧客のデータ管理を支援するシンフォニーマーケティングのアウトソーシングサービス「DBFocus」と、日本オラクルのSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型CRMアプリケーション「Oracle CRM On Demand」を組み合わせたもの。
DBFocusは、名刺情報を基盤に顧客の電子メール開封率やURLのクリック率、Webアクセス動向を解析できる。これらのデータをOracle CRM On Demandに取り入れることで、案件受注の見込みがある顧客のデータを引き出せる。
取り込んだデータは、Oracle CRM On Demandが持つビジネスインテリジェンス機能で分析することも可能。案件情報から利益に結び付くデータを分析し、マーケティング活動が営業活動につながったかといった効果を測定することもできる。
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