野村総研、オープンソース活用のシステム構築を無償で支援

野村総合研究所は、オープンソースを活用したシステム構築を提案する無料相談窓口を開設した。

» 2009年09月02日 13時07分 公開
[ITmedia]

 野村総合研究所は9月2日、システム基盤の見直しやコスト削減を図る企業向けにオープンソースを活用したシステム構築を提案する無料相談窓口を開設したと発表した。

 新たに開設したのは「オープンソースDEシステム構築ホットライン」。これはオープンソースの導入を検討している企業からの相談に無料で応える窓口。システムの処理性能の不満や障害対策、セキュリティや内部統制といった問題を解決する提案を行う。

image オープンソースDEシステム構築ホットラインの活用フロー

 オープンソースDEシステム構築ホットラインは、野村総合研究所が提供するオープンソース関連サービス「OpenStandia」の1つという位置付け。オープンソースのシステムを導入した企業には、OpenStandiaの「オープンソース年間サポートサービス」と呼ぶ有償サービスを提供し、システムの安定稼働を支援する。

 野村総合研究所によると、オープンソースへの移行を検討する企業が増えているものの、製品の導入実績や自社のエンジニアが技術に対応できるかといった観点から、オープンソース適用の可否が判断できない企業が増えている。こうした企業に対し、ニーズをくみ取りオープンソースによるシステム構築の提案までを無料で行う。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ