Bingで「送金」「住宅ローン返済」などを検索すると、検索結果の上に金融関連のネット詐欺への注意を喚起する広告が表示される。
米Microsoftは9月29日、米連邦取引委員会(FTC)、米郵政検査公社(USPIS)、金融・通信企業の米Western Unionらとの協力の下、Bing上でのネット詐欺防止の公共広告の掲載を開始したと発表した。
Bingで「foreclosure rescue(差し押さえ救済)」「fix my credit(クレジットリペア)」「money transfer(送金)」など、金融詐欺につながる可能性がある検索語を入力すると、検索結果の上にFTCなどによる公共広告が表示され、リンクをクリックすると詐欺に関する説明などをまとめたサイトに誘導される。
FTCによると、2008年にコンシューマーから寄せられたインターネット経由の詐欺に関する苦情は23万4000件に上り、被害額は平均440ドルだったという。
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