MySpace、データセンターにFusion-ioのSSD搭載サーバを採用グリーンデータセンター

MySpaceはSSDドライブの採用により、データセンターの省スペース・省電力を実現した。

» 2009年10月14日 15時55分 公開
[ITmedia]

 新興ストレージ企業の米Fusion-ioは10月13日、米MySpaceがデータセンターのサーバをFusion-io製SSDドライブ「ioDrive」搭載サーバに換装したと発表した。

 ioDriveの採用により、これまで使用していた回転数1万5000rpmのHDDを10〜12台搭載した2ラックのHP DL380サーバを、DL380より小さいHP DL160サーバ1ラックに置き換えることができたという。ioDriveは小型サーバにも直接組み込むことが可能なため、ドライブ用にラックスペースを用意する必要がない。

 ioDriveは省スペースを実現するだけでなく、電力を大量に消費するRAMではなくSSDを使うため、消費電力も大幅に削減できるとしている。

 ioDriveは80Gバイト〜320GバイトのNANDフラッシュメモリを搭載し、対応OSはMicrosoft Windows XP、Vista(64ビット)、Windows Server、Solaris 10、RHEL 4、SLES 10および11。価格は2400ドルから。

iodrive

 Fusion-ioは2006年創業の企業向けSSD技術企業。チーフサイエンティストとして米Appleの共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏が参加している。

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