第47回「省エネルギー小委員会」:
データセンターの省エネを強化 事業者に定期報告や自主開示を求める方針に
AIの普及などを背景に、今後日本国内でも多くの新設が見込まれているデータセンター。それに伴う電力需要の増大を見据え、資源エネルギー庁の省エネルギー小委員会では、データセンターのさらなる省エネ施策を検討。事業者に対し、省エネ法に基づく定期報告や中期計画の提出、自主的な情報開示などを求める方針だ。(2025/1/24)
コスト増、世界的なエネルギー削減規制圧力も課題::
2030年までにデータセンターは冷却だけで900TWhのエネルギーを消費、冷却技術は今後どう進化するのか? ABI Research調査
調査会社のABI Researchは、調査レポート「グリーンで効率的なデータセンター運営のための戦略的冷却技術」を公開し、2030年までにDCオペレーターが冷却だけで900TWhのエネルギーを消費すると予測した。(2024/11/25)
エネルギー需要の8割は電力大量消費のGPUと冷却、その具体的な削減策とは:
「AIがデータセンター成長の要因」の今、実際、電力消費量の何%を占めるのか? ABI Researchレポート
ABI Researchによると、データセンターのサイト数は年平均12%のペースで増加し、2030年までに2万4000を超え、総電力消費量も2477テラワット時に達する見通しだ。(2024/8/22)
「世界初」2nmプロセス採用プロセッサも紹介:
「AIを軸に新しい価値創出を目指す」 富士通のAI研究戦略
富士通は2024年6月4日、AI分野における研究戦略発表会を開催し、データセンターの省電力化に貢献するコンピューティング技術や次世代グリーンデータセンター向けプロセッサ「FUJITSU-MONAKA」を紹介した。(2024/6/10)
人工知能ニュース:
富士通が狙う「特化型生成AI」の市場 大規模データ活用時の企業課題解決を支援
富士通は、企業が膨大なデータを基に生成AIを活用するための環境や仕組みを提供する「エンタープライズ生成AIフレームワーク」を提供開始する。(2024/6/6)
グリーンコンピューティングの基本
電力消費の無駄をなくすデータセンター「エコ化」の8ステップ
データセンターにおける環境配慮の方針を具現化するためのさまざまな方法がある。現状把握から実践まで、環境とビジネスにメリットをもたらす8つのステップを紹介する。(2024/2/13)
「半導体の基礎に触れ、興味を持ってもらいたい」:
実在企業の社長に!? 進化した半導体産業人生ゲームを体験
「CEATEC 2023」(2023年10月17〜20日/幕張メッセ)のJEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)ブースでは、「CEATEC 2022」に引き続き「半導体産業人生ゲーム」の体験会が行われた。筆者も体験してきたので、そのレポートをお届けする。(2023/10/23)
Inside-Out:
国産データセンターの今と、これからの「グリーン化」を考える
IIJは、データセンターのサービス提供者であると同時に利用者でもある。その両方の立場からデータセンターのあるべき姿を見ていく。また、海外の最新事情などから昨今の「データセンターのグリーン化」の現状をレポートする。(2022/10/28)
旺盛なテープ需要に応える:
テープの記憶容量が1ペタバイトを超える、第14世代LTOテープの将来計画が明らかに
テープ規格「LTO」の将来の仕様が固まった。LTOの技術提供企業であるHPEとIBM、Quantumは、「LTO Ultrium」規格に基づくLTOテープ技術の最新ロードマップを発表した。(2022/9/8)
見直される「テープ」の存在【前編】
「テープ」復活は確実か? 認めざるを得ない“実は古くない”ストレージの利点
古くからあるストレージである「テープ」に興味深い動きがある。SSDやHDDが主要ストレージとして使用される中で、企業はテープの何に着目すべきなのか。(2022/1/6)
製品動向:
データセンター向けに外気を室内に直接導入しない空調システムを開発、鹿島建設
鹿島建設は、データセンターの省エネルギー技術として「間接外気冷房型の空調システム」を開発した。間接外気冷房型の空調システムは、外気を室内に直接導入しない新たな外気冷房コンセプトを採用しており、サーバ室空調の省エネルギー化や室内の湿度と清浄度の調整で求められる設備の負担を軽減する。今後は、新システムの実績を活用した汎用技術により、グリーンデータセンターに向けたニーズや他施設の環境負荷低減に関する要望に応えつつ、さらなる技術開発に取り組んでいく。(2021/8/23)
製造マネジメントニュース:
先端ロジック半導体のファウンドリを国内誘致へ、半導体・デジタル産業の国家戦略
経済産業省は2021年6月4日、半導体産業やデジタル産業を国家戦略として推進する「半導体・デジタル産業戦略」を取りまとめ公開した。全ての産業の根幹にデジタル産業、半導体産業があると位置付け、先端ロジック半導体の量産化に向けたファウンドリの国内誘致推進などの戦略を紹介した。(2021/6/7)
「グリーンストレージ」の基礎【前編】
「SSD」「HDD」を“省エネ”で比較 「グリーンストレージ」に適するのは?
ストレージの電力効率を考える上では、消費電力に加えて容量や寿命など、さまざまな要素を加味する必要がある。主要なストレージである「SSD」と「HDD」を電力効率の観点で比較してみよう。(2021/2/1)
電力と性能のトレードオフも:
AIアクセラレーターはデータセンターの省エネに貢献可能か
データセンターでは機械学習関連のワークロードが増えているが、AI(人工知能)アクセラレーターを使うことは、省エネにつながるのだろうか。(2020/5/27)
Computer Weekly製品導入ガイド
データセンターの電力コストを削減する8つの主要技術
どのような理由であれ、エネルギー効率の高いデータセンターは環境のためになると同時に、会社の経費削減にもつながると専門家は指摘する。本稿ではデータセンターのグリーン化の一助となる主な技術を紹介する。(2014/7/11)
エネルギー管理:
データセンターの電力を30%も削減、直流電源でサーバーを最適運用
震災以降に企業からの需要が増大しているデータセンターだが、大量の電力を消費する問題を抱えており、有効な節電対策が求められている。コンテナの中にサーバーと直流電源装置、蓄電池まで搭載したモジュール型のデータセンターで、消費電力を30%削減する試みが進んでいる。(2012/9/27)
Weekly Memo:
ICT最先端を披露した富士通研究所の心意気
富士通研究所が先週、これまで研究開発に取り組んできた最新技術の説明会を行った。披露したのは15テーマ。日本を代表するICTメーカーとしての心意気やいかに。(2011/10/17)
Google、“100%海水冷却”のグリーンデータセンターを動画で紹介
Googleがフィンランドの製紙工場跡地に建設したデータセンターでは、バルチック海の海水を利用したグリーンで低コストの冷却システムを採用している。(2011/5/25)
Cisco、クラウドサービス提供の基盤となる新データセンターをテキサスに開設
Ciscoはこのグリーンデータセンターを、WebExなどのクラウドサービス提供の中心とする。(2011/4/18)
Facebook、自社データセンターの仕様をオープンソース化
Facebookが省電力データセンター構築のノウハウ共有を目指す「Open Compute Project」を立ち上げ、6億人のユーザーへのサービスを支える自社データセンターの仕様と設計を公開した。(2011/4/8)
スマートグリッド:
迫られるデータセンター効率化、有効な手立ては――環境メディアセミナーリポート
1月28日、東京・秋葉原のアキバプラザにおいて環境メディアが主催する、データセンターの省エネルギーをメインテーマに「第2回 環境メディアセミナー」を開催した。本記事では基調講演・特別講演他セミナーの内容をお伝えする。(2011/2/21)
選定基準はスペックだけではない
失敗しないハイパーバイザーの選び方
効果的なサーバ仮想化を実現するためには、目的に合ったハイパーバイザーを選ぶことが重要だ。ハイパーバイザー選択の基準を幾つか紹介する。(2010/11/11)
グリーンデータセンター設計の最前線
データセンターの効率を上げるための5つのポイント
二酸化炭素排出量とエネルギーコストが急速に増大していることから、グリーンで効率的なデータセンターの実現は業界にとって急務だ。(2010/11/9)
“バタフライ設計”データセンター:
HP、高拡張性とコスト削減を実現する「Flexible Data Center」を発表
「Flexible Data Center」は、管理機能を集約したセントラルコア(蝶の胴体部分)とデータセンターモジュール(羽の部分)にさまざまな付属モジュールを組み合わせることで、低価格なグリーンデータセンターを構築できるという。(2010/7/28)
ICT企業がビジネスチャンスを得る場に――アイルランドのライアン大臣に聞く
アイルランドは、世界的に関心が高まる環境技術の普及にICTの活用を期待する。通信・エネルギー・天然資源大臣のエイモン・ライアン氏は、ITや環境分野に強い日本企業に同国への進出を呼び掛けた。(2010/6/18)
情報通信技術で「Green of」と「Green by」に貢献――「富士通フォーラム2010」リポート
(2010/5/17)
グリーンデータセンター:
MySpace、データセンターにFusion-ioのSSD搭載サーバを採用
MySpaceはSSDドライブの採用により、データセンターの省スペース・省電力を実現した。(2009/10/14)
Hyper-V活用で88%の電力削減した事例も:
マイクロソフト、環境への取り組みを発表
(2009/7/28)
ナイアガラの水力発電を利用:
米Yahoo!、“最もグリーンな”データセンター設立へ
Yahoo!はニューヨーク州ロックポートに水力発電、外気冷却活用のグリーンなデータセンターを設立する。2011年1月に稼働開始の予定。(2009/7/1)
グリーンIT次の一手:
「ファシリティとIT」双方のベンダーが限界突破に挑む
データセンターなどIT機器が集積された空間での電力消費抑制は喫緊の課題だ。ファシリティとIT双方のソリューションベンダーが稼働情報の共有によって新たな手法を生み出した。(2009/7/1)
事例紹介 NTTコムウェア:
グリーンIT事例:グリーンITへの取り組みは企業の義務で使命だ
地球温暖化などの影響からエコへの注目が集まっているが、日本では洞爺湖サミットが開催されたこともあり、2008年から“グリーンIT”への注目が高まっている。今回は、ITシステムが収納され、多くの電力を消費するデータセンターにおける環境への取り組みを取材した。(2009/6/30)
年間30トンの二酸化炭素を削減:
IBM、水冷式スーパーコンピュータ「Aquasar」を発表
Aquasarの冷却に使った水の熱はビルの暖房のために再利用される。(2009/6/24)
アナリストの視点:
不況下でも強いデータセンタービジネスの今
企業のIT投資意欲は不況の影響で減少している。だが、情報システムの運営コストや管理負担を減らせるとして、データセンターを積極的に活用する動きは今後も継続する。不況下でも強いデータセンタービジネスの現在を分析する。(2009/4/16)
事例紹介 ビットアイル:第4データセンター:
グリーンIT事例:いま、グリーンデータセンターが苦労すること
地球温暖化などの影響からエコへの注目が集まっているが、日本では洞爺湖サミットが開催されたこともあり、2008年から“グリーンIT”への注目が高まっている。今回は、ITシステムが収納され、多くの電力を消費するデータセンターにおける環境への取り組みを取材した。(2009/3/30)
[Analysis]:
グリーンIT、法律とエコのはざまで
(2009/3/30)
ルノーF1チームのITインフラ効率化もバックアップ:
シマンテック、「いまあるハードウェアで十分に省電力化できる」
(2009/2/25)
BBや医療、電力網に:
IT分野への公共投資で90万人を雇用可能――IBMのパルミザーノCEO
IBMのサム・パルミザーノCEOは、バラク・オバマ政権移行チームに対し、IT業界に300億ドルの公共投資を行うことにより、ブロードバンドアクセス、医療関連IT、電力供給網の分野で90万人以上の雇用を創出できると述べた。(2009/1/8)
IBM Service Management Conference Report:
グリーンITもCS向上も――核となるのはサービスマネジメント
「サービス」の定義は難しい。事業部門が顧客に提供するものはサービスだし、その事業部門に対し管理部門が提供するものもサービスといえる。自明なのはサービスの合理的なマネジメントが企業成長につながるということだ。それにはサービス対象の「事前期待」を把握することが必要だという。(2008/11/14)
グリーンITコラム(7):
実はグリーンITに超積極的なグーグル
いまやIT業界No.1企業ともいえるグーグル。全世界で検索機能などの各種サービスを提供するために、数十万台以上のサーバを抱え、世界中のデータセンターで運用しているという。そのグーグルがグリーンITに非常に積極的なようだ。(2008/10/17)
Google、データセンターの環境対策を説明
Googleは、同社のデータセンターはほかよりエネルギー効率が高いと主張しているが、懐疑的な意見もある。(2008/10/6)
IBM Security Summit 2008:
「専業ではできないことができる」――IBMのセキュリティとは?
広範な製品ポートフォリオを持つIBMだが、無名に近いセキュリティ分野ではどのような展開を狙うのか? IBM ISS部門のエヴァンスディレクターは、「従来ではできない取り組みが実現する」と話す。(2008/10/6)
エネルギー効率に優れた「グリーンデータセンター」の作り方
グリーンコンピューティングは、データセンター管理者の間でいま最もホットな話題だ。グリーンデータセンターでグリーンドライブを利用すれば、オペレーション効率を改善し、全体的なエネルギーコストの削減が可能になる。(2008/9/12)
トレンドフォーカス:
米環境保護庁が画策する新たなENERGY STARプログラム(後編)
データセンターのグリーン化に積極的な施策を進める米国政府では、電力削減の改善活動に必要なツールも準備しつつある。そして、いよいよENERGY STARのサーバ版のスペックが年末に明らかになるという。(2008/8/8)
GreenIT: User's Case Study 沖電気工業 × ITR 生熊アナリスト:
PR:省エネ化が叫ばれる今、OKIが考えるICTを活用したグリーン化とは?
地球規模で環境やエネルギー資源に関する問題が深刻になっている。7月に開かれた「洞爺湖サミット」は、「地球環境サミット」と銘打ち温暖化防止などが議論された。同サミットでエコ製品を展示した沖電気工業は、国内外の拠点を問わずグループ全体で環境経営を実践するほか、オフィス全体の省エネを実現するシステムの開発や、消費電力を抑えるためのサーバ統合ソリューション提供など、メーカーの立場からも積極的に環境対策に取り組んでいる。調査会社アイ・ティ・アールのシニアアナリスト、生熊清司氏がグリーンに対する一歩先の取り組みを同社に聞いた。(2008/7/22)
ITmedia エグゼクティブセミナーリポート:
グリーンITで余分な仕事が増えるというのは間違い
福田首相も公式の場で言及するなど、IT業界の枠を越えて広がりを見せているグリーンIT。単なる一過性のブームではなく、業務の効率化を目指す上で重要なコンセプトだという。(2008/7/8)
省エネを推進:
IBM、ポータブルデータセンター製品群を発表
Sun Microsystemsの「Project Blackbox」やMicrosoftおよびRackableのポータブルマシン構想に対抗すべく、IBMが省エネを推進するプロジェクトを打ち出している。(2008/6/18)
こんなITプロが必要:
IBMのインターンシップはITの優先課題に対応
グリーンIT、Web 2.0、仮想世界の技術に通じたITプロフェッショナルを必要としているようだ。(2008/6/14)
グリーンデータセンターを目指すHP Labs
HP Labsは、データセンターの二酸化炭素排出量を75%削減する技術など、野心的なグリーン計画を掲げている。(2008/6/6)
悩み解消に10のヒント:
IT系社員のための給料アップ術
給料がなかなか上がらない? そんな状態から抜け出すための、10のヒントを教えよう。(2008/5/27)
IBM Pulse 2008 Report:
ITサービスマネジメントに産業革命を起こすTivoli
IBMのソフトウェアブランド、Tivoliのカンファレンス「Pulse 2008」では、ITサービス/アセットマネジメントの進化に向けたIBMの戦略を読み取れる。(2008/5/21)