GmailやGoogle Newsの「スター付き」機能がGoogle検索にも追加される。☆を付けたサイトは、関連する検索結果のページのトップに表示されるようになる。
米Googleは3月3日、パーソナライズ検索の新機能「stars」を発表した。検索結果のページでお気に入りのURLに☆(星印)を付けることで、以降関連する検索を行った際にそのURLがページの上部に「Starred results for 〜」として優先的に表示されるようになる。この機能を利用するには、Googleアカウントでログインしている必要がある。
例えば「NFL」と入力するだけで自分のお気に入りチームの公式サイトを表示したり、「Facebook」と入力してログインページを表示したりするよう設定できる。starsはGoogleブックマークとGoogleツールバーとも同期しており、それらのサービスでも反映される。
Gmail、Google Reader、Google Newsにも重要なメッセージや記事に☆を付ける機能がある。
この機能の導入により、2008年に立ち上げた検索結果のカスタマイズ機能「SearchWiki」は終了する。SearchWikiでは、検索結果の再取得方法として検索結果の表示順を変更できるようにしたが、ユーザーはこの方法を好まなかったという。SearchWikiを利用していたユーザーの編集結果は、Google Accountに保存される見込みだ。
stars機能は向こう数日のうちに世界で利用できるようになる。
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