Mozillaの次期メールソフトThunderbird 3.1(コードネーム:Lanikai)のβ1が公開された。順調にいけば正式版は6月公開の予定だ。
Mozilla Foundationは3月11日、Webメールソフトの次期版「Thunderbird 3.1」(コードネーム:Lanikai)のβ1を開発者向けにリリースした。Windows、Linux、Mac OS X向けの25カ国語版がThunderbirdのページからダウンロードできる。
Thunderbird 3.1はFirefox 3.6と同じレンダリングエンジン「Gecko 1.9.2」を採用しており、Thunderbird 2からのアップグレード機能やオートコンプリート、タブ、アクティビティマネージャなどを改良し、ユーザーインタフェースも改善したという。また、安定性を向上させ、メモリ管理機能も改善した。
WindowsとMac版は現行のThunderbirdとは別にインストールできるが、Linux版は上書きされるので注意が必要だ。β1はあくまでも評価目的で公開しているため、通常の利用などはしないようMozillaは呼び掛けている。
mozilla wikiによると、今後β2を4月6日に、RC(リリース候補)1を5月4日に公開し、順調にいけば正式版を6月1日にリリースする計画だ。
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