ミクシィ、SNSユーザーの動向把握にSiteCatalystを採用

アクティブユーザーの行動履歴や利用サービスを把握することで、新機能の開発につなげていく。

» 2010年05月17日 14時39分 公開
[藤村能光,ITmedia]

 アドビ システムズは5月17日、SNS「mixi」を運営するミクシィが同社のWeb解析ソフトウェア「Omniture SiteCatalyst」を採用したと発表した。

 ミクシィは、mixiの各サービスの利用度や動向をリアルタイムに取得、分析し、ユーザー同士のつながりを拡大させることを目指して、Omniture SiteCatalystを採用した。アクティブユーザーの行動履歴や利用サービスを把握し、新機能の開発につなげていく。

 2004年2月にサービスを開始したmixiは、現在2000万人超の会員数を獲得している。SNSの規模の拡大に伴い、ユーザーがどのようにmixiを利用しているか、新たなWebサービスを提供するためにはどう施策を講じればいいかを判断する必要が出てきた。

 ミクシィは、柔軟なカスタマイズができ、SNSのようなWebサービスにおけるアクセス解析や効果測定ができるとして、Omniture SiteCatalystの採用を決めた。トヨタ自動車や日産自動車、マイクロソフトなどが運営する大規模サイトでOmniture SiteCatalystを導入しており、導入実績が豊富な点も評価した。

 Omniture SiteCatalystは、アドビ システムズが提供するWeb解析スイート製品「Omniture Online Marketing Suite」を構成するソフトウェア。企業の意思決定者やマーケティング担当がWebサイト、ランディングページ、モバイルサイトなどの売り上げ増につなげたり、サイトの改善施策を立案したりするのに役立つとしている。

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