IEのシェア、2カ月連続で回復 Firefoxは低下

一時は60%を切ったIEのシェアが盛り返しており、2カ月連続で増加した。

» 2010年08月02日 13時10分 公開
[ITmedia]

 下降していたMicrosoftのInternet Explorer(IE)のシェアがわずかに回復している。Net Applicationsの調査により明らかになった。

 Net Applicationsによると、世界ブラウザ市場におけるIEのシェアは4〜5月には60%を切っていたが、6月に60.32%に回復し、7月にはさらに60.74%に伸びた。一方、Firefoxは6月、7月とシェアが2カ月続けて減少しており、5月まで24%台だったのが22.91%に低下している。

ブラウザ市場シェア
ブラウザ 7月 6月 5月 4月 3月
IE 60.74% 60.32% 59.75% 59.95% 60.65%
Firefox 22.91% 23.81% 24.32% 24.59% 24.52%
Chrome 7.16% 7.24% 7.04% 6.73% 6.13%
Safari 5.09% 4.85% 4.77% 4.72% 4.65%
Opera 2.45% 2.27% 2.43% 2.30% 2.37%
(資料:Net Applications)

 バージョン別では、IE 8が26.87%と最大のシェアを有している。IE 6もシェアが減り続けているとは言えまだ16.97%を占めている。Firefox 3.6のシェアは16.5%。伸びの大きさでは、IE 8が1.3ポイント増と最もシェアを増やした。

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