Intelが他社からの製造を受託するのはこれが初めてと言われる。
米Intelは10月31日、新興企業Achronix Semiconductorからプロセッサ製造を受託したことを明らかにした。22ナノメートル(nm)プロセスを利用して、FPGA(Field Programmable Gate Arrays)製品を製造する。
Achronixは現在、28nmプロセスを使ったFPGA製品を提供しているが、Intelの22nmプロセスを使うことで性能を最大300%高め、消費電力を50%、コストを40%削減できるとしている。
Intelは2011年後半に、初の22nm製品を製造するとしている。Achronixとの契約は製造キャパシティの1%未満を占め、業績に大きな影響はないという。同社が他社からの製造を受託するのはこれが初めてと言われる。同社は、今後も同様の契約を模索していく意向を示唆している。
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