Ciscoの8〜10月期決算は、売上高が前年同期比19%増の107億5000万ドル、純利益は同8%増の19億ドル(1株当たり34セント)の増収増益だった。
米Cisco Systemsは11月10日(現地時間)、2011年第1四半期(8〜10月期)の決算を発表した。売上高が前年同期比19%増の107億5000万ドル、純利益は同8%増の19億ドル(1株当たり34セント)だった。売上高はThomson Reutersがまとめたアナリスト予測の107億4000万ドルをわずかに上回った。
企業の設備投資の回復を反映し、ルータやスイッチなど同社の主要ビジネスである製品部門の売上高は21%増の87億ドルだった。ビデオ会議ツールのWebExやTelePresenceなどのサービス部門は13%増の20億5000万ドルとなった。
ジョン・チェンバーズ会長兼CEOは、「厳しい経済環境の中、堅調な業績を達成できた」とし、企業による設備投資の回復は緩やかなものではあるが、戦略的な製品展開により成長を続けられると語った。
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