Nielsenのスマートフォン市場調査で、iPhoneが0.5ポイント差でBlackBerryを抜き、トップになった。Androidは3位だった。
米調査会社Nielsenは12月1日(現地時間)、8〜10月における米スマートフォン市場に関する調査結果を報告した。米国の携帯端末ユーザーの約3割(29.7%)がスマートフォンを使っており、スマートフォンのOS別シェアでは米AppleのiPhoneがカナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerryを27.9%対27.4%という小差で抜き、トップに立った。3位は米GoogleのAndroid搭載端末で、22.7%と前回調査から3.7ポイントシェアを拡大した。米国の携帯端末ユーザー全体に占めるスマートフォン利用者は29.7%だった。
現在携帯端末を利用しているユーザーを対象に、次に購入したい機種を尋ねたところ、最も多かったのはiPhoneの30%だったが、Androidも28%とほぼ肩を並べた。対象を非スマートフォンユーザーに限定すると、iPhoneは25%、Androidが28%で逆転する。「何を買うか分からない」が25%とスマートフォンユーザーの13%より多く、スマートフォン市場でのシェア拡大の鍵の1つは非スマートフォンユーザーの取り込みにあるといえるだろう。
また、男女別の購入したいスマートフォンでは、女性の30.9%がiPhoneを挙げているのに対し、男性の32.6%がAndroidと答えた。
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