Intel、モバイル関連の新興企業6社に計2600万ドル出資
Intelは、NFC関連技術のSecureKey Technologiesや位置情報アプリツールのCloudMadeなど、モバイルプラットフォーム向け関連技術企業6社に出資する。
米Intelの投資事業部門Intel Capitalは2月14日(現地時間)、モバイル関連の新興企業6社に合計2600万ドルを投資すると発表した。いずれの企業もMeeGoやAndroidを含むモバイルプラットフォーム向けの技術を開発する企業だ。
対象となるのは以下の6社。
- 中国のBorqs:Android向けエンタープライズアプリメーカー。Google Open Handset AllianceとSymbian Foundationのメンバーで、独自プラットフォームの「OPhone」もChina Mobileから提供している
- 米CloudMade:開発者向けにiPhone、Androidを含む複数のモバイルプラットフォーム向けの位置情報アプリを開発するためのSDKを提供する企業。既に1万6000以上の開発者が同社のツールを利用している
- 米Kaltura:オープンソースのモバイル向けビデオソリューションを手掛ける企業。10万以上のWebパブリッシャーが同社のツールを使ってインタラクティブな動画をサイトに掲載している
- 米InVisage Technologies:“量子ドットベースの”画像センサー「QuantumFilm」のメーカー。QuantumFilmにより、モバイル端末にコンパクトな高精細カメラ機能を搭載できるという
- カナダのSecureKey Technologies:NFCを含む決済システム向け暗号化機能を提供する企業
- 英VisionOSS Solutions:企業向けUC(ユニファイドコミュニケーション)技術を提供する企業
CloudMadeとKalturaのアプリは、Intelが2010年にオープンした独自のアプリストアAppUpで提供する予定だ。
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