デルがバックアップストレージの新製品発売、圧縮ファイルの重複排除が可能に

重複排除機能を活用することで、最大98%のデータを削減できるという。

» 2012年02月09日 13時48分 公開
[ITmedia]

 デルは2月9日、バックアップストレージの新製品「Dell DR4000」を発売した。米Dellが2010年に買収したOcarina Networksのデータ圧縮・重複排除機能を搭載し、最大98%のデータ削減を達成できるとしている。

 新製品は、これまで難しいとされたzip形式などの圧縮ファイルの重複排除が可能になり、データ量の大幅に削減できるようになった。中小企業や大手企業の支社・支店などでの利用に適しているという。またレプリケーションなどの全機能を標準ライセンスで利用できるため、災害復旧や事業継続計画におけるストレージのコストを抑制できる。

 ラインアップは論理容量が35テラバイト、70テラバイト、130テラバイトの3モデル。参考価格は156万円からとなっている。

Dell DR4000

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ