DellはOcarinaのデータ圧縮・重複排除技術をストレージシステム向けデータ管理ソリューションに統合する計画だ。
米Dellは7月19日(現地時間)、ストレージ最適化技術の米Ocarina Networksを買収することで合意に達したと発表した。買収総額など詳細は公表していない。取引は今月末に完了の見込み。
Ocarina Networksは2007年創業のカリフォルニア州サンノゼに拠点を置く非公開企業。データ圧縮・重複排除技術の「Ocarina ECOsystem」では、ストレージ容量を30〜75%解放できるという。同社は米EMC、米Hewlett-Packard(HP)、日立データシステムズなどと提携し、アプライアンスおよびソフトウェア製品を展開している。
Dellは、Ocarinaの圧縮・重複排除技術をデータ管理ソリューションに統合することにより、ストレージシステムの顧客がデータ管理コストを大幅に削減することを支援できるとしている。買収完了後もOcarinaの現状の事業形態を継続する。
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